専門外来でaga治療をする場合で注意してほしいのが年齢制限があること

毛髪19

頭髪の量が減ってしまうことを「薄毛」と呼びますが、基本的に代謝が衰える50代を過ぎてから始まることが多いです。そんな薄毛が10代後半から始まる場合があり、それは代謝が落ちることによる薄毛ではなく病気を発症していることが原因のこともあります。

これは「男性型脱毛症」と呼び、放置すると完全に頭髪がなくなるのです。この記事では男性型脱毛症に関する基礎知識と、治療をする場合に年齢制限があるのかを紹介します。

男性型脱毛症の原因を知ろう

まず早くて10代後半から発症する男性型脱毛症を知るためには、頭髪を含めた毛の役割を知る必要があります。全身の毛は、空気中に存在するほこりや雑菌が皮膚を通って体内に侵入することを防ぐ役割があります。健康のために重要な役割を担っている毛ですが、毛根部分にある毛包から栄養をもらって新しい毛を伸ばし始め、その後成長が止まり、毛が抜けていきます。

この流れを毛周期と呼び、個人差はありますが3年から6年ほどの周期で生え変わります。しかし、男性型脱毛症を発症すると通常より毛周期が短くなってしまうのです。その原因として挙げられるのが、脳から分泌されるホルモンです。

まずホルモンには、テストステロンとエストロゲンの2種類が存在します。テストステロンの役割は神経を刺激して、全身の細胞が活動するように促す効果があります。血管から栄養をもらって新しい毛を伸ばし始める際に、このテストステロンが神経に対して指令を出すことで行動を起こすのです。

そのためテストステロン自体は必要不可欠なホルモンですが、問題はそのホルモンの分泌量です。テストステロンは性別問わずに存在するホルモンですが、基本的に男性のほうが分泌量が多いため別名「男性ホルモン」と呼ばれます。

逆にエストロゲンも同様に存在するホルモンですが、こちらは男性よりも女性のほうが多いので別名「女性ホルモン」と呼ばれるのです。このエストロゲンはテストステロンが働きすぎないようにコントロールする役目を担っており、この2つのホルモンが均等に分泌されていることが理想なのですが、男性型脱毛症を発症している人はその均等な状態が崩れている状態です。

テストステロンの厄介な点は、体内の環境によって分泌量が変化する点になります。例えば学業や仕事による多忙そして人間関係によるストレスや過剰な飲酒や食事をするなど、体に負荷がかかる生活をするとテストステロンの分泌量が増えてしまうのです。

このテストステロンの分泌量が増えてしまうと、毛根への指令が強くなることで生え変わる速度が速まってしまいます。本来であれば十分な栄養を吸収して健康な状態で伸びるはずが、急速に生え変わるように指令が出されることで栄養を蓄えないまま伸びることで細い状態のまま伸びます。

薄毛は十分な栄養を得ないまま伸びることで、徐々に隙間が生まれる状態です。その状態が続くと無理を重ねた毛根は徐々に活動を弱めてしまい、最終的に活動を停止してしまうことが男性型脱毛症のメカニズムになります。

→aga治療を受けるとどのような変化があるのか

男性型脱毛症はどんな治療が行われるのか

通常の薄毛と男性型脱毛症を見分けるためには、その薄くなり始めたポイントで見極めます。通常の場合だと頭頂付近にあるつむじ部分から薄くなりますが、男性型脱毛症の場合には前頭葉部分から始まるのが特徴です。前頭葉から薄くなっていることを確認したら、進行性なのですぐに対処を始めます。

薄くなり始めて間もなければ、ストレスや食生活の改善そして市販品による頭皮ケアをすれば進行を収められる場合があるのです。しかし進行が止まらない場合には、すぐに専門外来を受診する必要があります。専門外来ではカウンセリングを行った後に、頭皮の状態を確かめる検診を行います。

検診では専用の顕微鏡カメラを利用し頭皮と頭髪の状態を確認し、カウンセリングを行った状態と照らし合わせて男性型脱毛症を発症していることを伝えられます。男性型脱毛症と診断された段階で、これからの頭皮の環境をよくする生活の仕方をレクチャーします。

そして用法容量の注意点を伝えられたうえで、定期的にaga治療薬が処方され進行を止めるという流れです。もし症状がかなり進行している場合には、発毛剤を直接毛根に注射する「メソガン治療」を実施します。

治療期間は症状にもよりますが最低でも5か月から6か月を要し、そのたびに通院して薬を処方してもらう必要があります。

治療の際に必ず血液検査を受けよう

専門外来における治療において、任意ではあるのですが血液検査があります。なぜ血液検査があるのかというと、それは薄毛の進行が男性型脱毛症が原因ではない場合があるからです。男性型脱毛症以外の原因としては、抗体の正常ではない活動で起こる「アレルギー」とインスリン分泌が正常でなくなることで起きる「糖尿病」、そして全身の細胞が変異し毒性を持つ「がん」が挙げられます。

これらの症状が原因の場合には、治療薬を使っても元の状態には回復しないです。これらが原因による薄毛は見た目ではわからないので、そこで血液を検査する必要があります。例えばがん細胞が原因の場合には、血液の中にがん細胞を攻撃する抗体の数が多いだけでなく生きているがん細胞も血液の中に含まれています。

このように血液検査をすることで、その成分を調べれば体の中で起きている異常を確認することができるのです。原因が特定できれば、すぐに専門外来からそれぞれの症状に対応する病院を紹介してもらえます。特にアレルギーやがんについては、早期治療を行えば治る確率が高いので任意であっても必ず血液検査をすることをおすすめします。

治療薬の処方には年齢制限がある

早くて10代後半から始まる男性型脱毛症ですが、実は治療薬の処方には年齢制限があります。専門外来では20歳以上から始めることが可能で、満19歳以下は治療をすることができない仕組みになっているのです。男性型脱毛症を治すaga治療薬というのは、正式名称として「抗ホルモン剤」と呼びます。

男性型脱毛症の原因はテストテロンが過剰分泌されているのが原因なので、その活動を抑えることで抜け落ちることを防ぐのが目的です。なぜ満19歳以下はできないのかというと、その理由としてホルモンを抑えることで体の成長を止めてしまう恐れがあるからです。

男性ホルモンは神経に指令を出して細胞を動かすようにすることが役割なので、丈夫な筋肉や骨を作る際に必要になります。19歳以下というのはまだ全身の筋肉や骨が成長段階であり、その成熟が完了するには時間がかかるのです。

成長が完了していないのに、無理に抗ホルモン剤を使ってしまうと筋肉や骨に対して悪影響を及ぼす恐れがあります。そのため専門外来の多くは、男性型脱毛症の治療薬を処方する場合には20歳以上でないと処方してはいけないルールになっているのです。

年齢や体質に合わないと診断がされた場合

10代後半から発症してしまった以外でも、処方する抗ホルモン剤が体に合わない場合も考えられます。この満19歳以下そして体質に合わないと診断された場合には、専門外来では別の治療法を行うのです。基本的にはカウンセリングから検診そして生活習慣の改善までは同じですが、ある程度進行したうえで薬が使えない場合には自毛植毛という方法を行います。

この自毛植毛は、後頭部やうなじなどの見た目に影響を与えない部分の毛根を手術で採取し薄くなった部分に移植をするのです。もともとは自分の細胞から切り取った毛を使うので、拒絶反応がなく元の状態に復元することができます。

専門外来で無料相談をしよう

基本的に円形脱毛症や甲状腺機能障害などの疾患が原因で髪が抜けている場合は保険適用されますが、男性型脱毛症の治療は保険対象外のため全額自己負担となります。そのため多くの専門外来では、カウンセリングまでは無料相談を受け付けているのです。

無料相談で悩みを相談することで、頭皮にダメージを負わせてしまう原因を特定できるだけでなく費用は高くても納得のいく治療を受けられます。